講師・講演・原稿執筆などの依頼について

講師・講演・原稿執筆などの依頼をご希望の方はメールにてご連絡ください。

●最初は新宿の参宮橋駅前のカレー屋さんで始まったオンリーワンクルーも、早いもので2009年で6年目になりました。
この6年間の間に、何度か「居場所活動について」講演(というほどでもないですけど)させていただくことが
ありました。
2009年6月に「若者の居場所」について芝久保公民館でお話をさせて頂く機会を頂きました。
約2時間。最初に30分ほど話して、質疑応答が30分、最後の1時間はグループワーク(6人×3グループ)を
しました。テーマは「理想の居場所とはどんなところ?」
なかなか盛り上がっていたのではないかと思います。
その後、話が続き、結局、予定の2時間を大幅に超えて3時間になりました。
これを受けて、これからは自分の実践してきたこと、感じてきたこと、参加者の変化の大きさなどについて
(理想と現実も含む)伝えることも活動の一つに加えていこうと思います。
気軽に呼んでください。
お話できる内容としては、
●居場所づくりで大事なことは、マイペースでのほほんと開くこと
●自宅で開催することで経費を抑える
●身分証明書のコピーでトラブル回避
●人はきっかけで変わる(もちろん変わらない部分もある)
●人は人と出会い、話して自分を確認できる
●カウンセリングを勉強して、カウンセラー然とした人間になった。それが苦しくて、もがいた2006年からの3年間
●居場所をやるのは、基本的に自分のため。だから、そんなに大変じゃない(むしろ周りの家族が大変かも 笑)
●多くの先輩の居場所に学んだ(仙台まで日帰りで行ったり、調布、世田谷などあちこちに見学に行った)
●安心して、自分を出せる場所でありたい(参加者の中にはちゃんとそうなれてない、と思う人もいるでしょうが、自分としてはそれが理想)
費用については、過去にお話しに行ったときは、無料で行くこともありましたし、交通費程度ということもあったり、数万円ということもありました。
メールにてご相談ください。
自分のちいさな実践活動の経験が、世間の役にほんの少しでも立つならば、喜んで
行かせて頂こうと思います。
やっぱり、世間の役に立ちたい、というのが思いとしてありますので。
そして、私の実践活動にほんの少しでも共感してくれる人は、私にとって同志であり、
大切な仲間です。
そういう人との出逢い、出会いを心待ちにしています。
どうぞ、お気軽にご連絡ください。

また、人づきあいや、対人関係、雑談などについて個人的に書き溜めています。
ワンクル通信(2ヶ月毎に発行)に毎回、表紙のコラムを書いています。
あなたの団体の定期刊行物などに、ご依頼があれば、書きますのでご相談ください。
文章にまるまる自信があるわけではありませんが、文章を書いて人に伝えることが好きです。
やはり、人間は好きなことを少しはしたほうがいいのではないでしょうか。

参考)ワンクル通信 2009年10月号のコラム
●相手と自分の違いを楽しもう。
今回は、「雑談」について書いてみます。
人と話すとき、なにか正しいことを言おう、言わなきゃいけない、と思っている人が多いのではないでしょうか。
でも、果たして相手はそんなことをあなたに期待しているのでしょうか。
私は人はあなたの考えていることを聞きたいのではないかと思います。
あなたの個性を知りたいのです。
だから自分の考えを言えばいいのです。
たとえば自分の嫌いなものの話題だった場合には「僕の個人的な意見なんですけど」と前置きして「僕は好きではないんですよね〜。どうしてかって言うと・・・」という表現がソフトで相手を傷つけないと思います。「嫌い」という言葉は強いので出来るだけ使わず「好きではない」という表現を使ったほうがいいでしょう。「嫌い」と「好きではない」ではずいぶん印象が違います。
外国人は、日本人は何を考えているのかわからなくて付き合いが難しいという話を聞いたことがあります。腹を見せないからでしょう。
言葉に出していることと腹の中で考えていることが違っていたりするのです。
自分と相手の価値観は驚くほど違います。
だから冒頭でも書いたとおり、自分が正しい訳ではないのです。
自分の考える「正しさ」と相手の考えるそれは違うことがあります。いや、むしろ違って当然なのです。そして、それを「面倒なこと」と捉えずに、そういう違いがあるからこそ人づきあいは楽しい、と思えたらラッキーです。そうすると、ぐんと人づきあいが楽しくなります。人との違いを楽しめるようになったら、人づきあいがずいぶんラクになると思います。
気づけば相手との違いに焦点を当てて、おおらかに二人でその差異を話題に盛り上がることも可能になるでしょう。私はこういう瞬間を「交流が深い層に達している」と感じます。
そういう時間が贅沢な時間だと感じたりするのです。


参考2)ワンクル通信 2009年2月号 コラム
●釈迦の言葉「お前には別の道がある」。

先日、京都の花園大学の佐々木閑教授が「先人のまなざし」についてこんなコラムを書いていました。

 釈迦は、大勢いた弟子の一人一人の特性をしっかりと見極め、性格に応じた効率のよい修行方法を指導していた。たとえばチューラパンタカというお弟子さん。記憶力が悪くて何も覚えられない。修行しても全然だめ。本人もがっくり気落ちしている時、釈迦は、「無理して覚えなくてもいい。お前には別の道がある」といって、日々の掃除を勧める。言われたとおり、毎日毎日掃除をしているうち、次第に心が澄んできて、とうとう悟りを開いてしまった。融通のきかない、言われたことしかできないチューラパンタカだからこそ、せっせと掃除に励むことで悟ることができる。釈迦の慈愛の目がそれを見抜いたのである。 

なんと私に勇気を与えてくれる話だろうか。
私は自分のことをスタンダードなタイプの人間ではないと自覚しています。どうやら、ビジネス社会で勝ち組になれそうな気配はありません。しかし、だからといってマイナス化思考で、すべてを諦め、人生を投げ出す(悲観的結論を出す)必要なんてないんだ、と思わせてくれる教えです。微力ながらも、一隅を照らす人になればいい。私は、自分の決めた日課をこなすことで「男の花道」を歩もう。そう思います。「自己表現力の育成」「気持ちの整理の手伝い」の二つを私の使命と決めて、それに励めばいいではないか。私には「私の花道」がある。だれもがうらやむエリートコースを歩まずとも、悟りは開ける。毎日毎日、おのれのやるべきことを愚直にたんたんとこなすうちに次第に心が澄んできて、ついには悟りの境地に到達することも可能なのではないか。私はそういう心もちで人生を歩んでいこうと思います。
何かを信じることでしあわせな日々を過ごすことができるのだろう。信じることと、希望をもつことは密接につながっている。信じるものがなにかひとつでもあれば、それだけで人生の半分は「大丈夫」な気がしています。希望を持つためには、なにかを信じることからはじめればいい。
考えを整理するため、考えを深めるために、文章を書くのと似ている。書くことで、ものを考える習慣が生まれ、気持ちが整理されてくる。気持ちを整理することが難しい場合に、書くことによって、気持ちを整理する。
これは、気持ちを変えることが難しい場合に「行動を変えることによって、気持ちを動かす」という心理学の知識を私なりに応用したもの。ニワトリが先かタマゴが先か・・・は永遠の謎。
どちらでもいい。今できることからはじめよう。

参考3)ワンクル通信 2009年8月号 コラム
「努力は報われない」のが正しい!? 208ページ

先日、前職の先輩とお酒を飲みながら、「おまえも努力が報われないよな」と言われました。
私は顔で笑い、心で泣いていました。
俺だってもちろん報われたいよ。むしろ、むちゃくちゃ報われたい。
でも、努力が無駄に終わってしまうパターンが多い。まあそれ以前に努力が足りない(努力不足)ってのもあるけど。それなりに努力してきたつもりではある。
努力の方向が違っている場合もある。
得意なこと、好きなことに努力を集中(いわゆる選択と集中)するのもいいだろう。得意なことがわからない人は、周りの人に自分がどう見えるかを聞いてみよう。
でも、それって「無駄な努力をしてきた」ということなのか?そんな疑問すら浮かぶ。
たくさんの思いが錯綜し、どんより雲が心にたちこめます。いつ雨が降り出してもおかしくないほどに。
さて。どうして「努力が報われない」という話を書いているか。
それは、先日、『魅力ある知性をつくる24の方法』(林望著)を読んだからです。
これを読んで心がフワリと少し軽くなるのを感じました。
顔は思わずニンマリとしていました。
私にとってとても大事なことが書かれた本との出合いです。
至福の時であり、癒やしの時です。次のようなことが書かれていました。

努力は報われないんだと思っているのが正しいんです。
ピアニストになっている人は、退屈な音階練習を何十年もやってきているわけです。
つまり音階練習なんですよ、「報われない努力」というのは。(以下省略)

ほんと。ほんと。そうなんだよねー。何十年も音階練習を続けてもプロのピアニストになれる人はごくわずか。しかし、だからといって音階練習をしなければ、プロのピアニストには絶対になれない。夢があるなら、その夢に向けて地道で退屈な音階練習の積み重ねをする必要があるのです。これを知って、退屈な練習、努力の大切さを再認識しました。
なんてきれいなことを言っても、そう簡単には努力を重ねられる人間に生まれ変われるわけではありませんが、少なくともくさくさしている状態から気分は変化するかもしれないとは思います。
もし努力が報われないとしても、その積み重ねはちゃんと血となり肉となるので、やらないよりやったほうがいい。そう思います。

過去の講師暦など
●2005年8月21日(日) 午後2時〜4時 コール田無にて
西東京・生活者ネットワーク主催
「不登校・ひきこもりについての講演会」で代表 鈴木剛が
お話をさせていただきました。

・なぜオンリーワンクルーを始めようと思ったのか
・オンリーワンクルーとはどんな活動なのか
・ビデオ上映 等。

・質問タイム、意見交換タイムは、活発な意見や質問が
飛び交いかなりの盛り上がりを見せました。
関連URL 西東京・生活者ネットワーク

●2005年10月1日(土)
子どもの権利条例 東京市民フォーラム5周年記念集会に
代表 鈴木剛が、パネリストとして参加。(早稲田大学戸山キャンパス文学部)

〜条例や宣言が可能にする子ども自治体施策〜
市民活動の紹介の部分で、オンリーワンクルーの活動報告を
東京市民フォーラムの方から依頼され、お話しさせていただきました。

コーディネーター
喜多明人(早稲田大学教授) 森田明美(東洋大学教授)

パネリスト
カリヨン子どもセンター理事 前田信一
Only One Crew 鈴木剛
東京シューレ 奥地圭子、朝倉景樹
東京都子どもの権利擁護専門員 一場順子

子どもの権利条例東京市民フォーラム事務局

●2006年7月25日 東京新聞にオンリーワンクルーの活動が
紹介されました。(巨椋修監督の映画『大丈夫』の記事)
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●2005年11月7日(月)
FM西東京「街角レポート」コーナーでワンクルが
取材される。活動の内容をお話する。

●東京・生活者ネットワーク 生活者通信 2005年11月1日号
水脈コーナーに原稿執筆。

●2005年10月31日
東京新聞 『脱ひきこもりへ連携 「支援ガイド」企画で合同イベント』に
オンリーワンクルーのダンスレッスンの様子が掲載される。

●2005年10月22日(土)
『ひきこもり支援の現状は今・・・』合同説明会に参加。
詳しくはこちら

●平成17年10月1日号 西東京市公民館だよりに掲載。
 『Only One Crew 人と出会い、自由に語り合える場』
として一面で大きく取り上げていただきました。
今後、地域に根ざした活動もしていこうと思います。



     地域情報紙 東興通信の紹介記事 (オンリーワンクルースタート当初)

  
青少年の自立支援組織「NPO法人青少年自立援助センター」に代表 鈴木剛が勤務
していた時代にNHK教育テレビ「福祉ネットワーク」で放映されたときの写真。
ひきこもり青少年の就業支援をしてる様子。

関連URL NHK福祉ネットワーク公式ページ

  
Only One Crewダンス担当の鈴木涼子が2003年に主催したダンスイベント
Mad about GRoovin!の様子(リップ・スライムの「楽園ベイベー」でダンス。
代表 鈴木も老体にムチ打って張り切って踊りました。

(2009年11月21日 オンリーワンクルー代表 鈴木剛)


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